THE・いなだいブログ 

日々考えたことをシンプルに記録していきます。

禁酒日記(26日目)

 飲まない生活が普通になるということ

 スマートフォンの禁酒日数カウントアプリを見てみたら、今日で26日間アルコールを摂取していないことになっていました。食事時にアルコールがない生活が日常になって来た感覚があります。
 平日については、飲もうという気持ち、意志自体が湧いてくることはありません。ただ、週末の夕方、1日のイベントが終わり、早めに帰宅した夕方などは、ビールや炭酸系のアルコール飲料が飲みたいという欲求が出てきます。実際、一杯、二杯位であれば、飲んでも差し支えないのかもしれませんが、アルコールの性質上、一度飲むと、何かあれば飲む、飲むことが通常になると、特別なイベントや、交流会等で飲みすぎる、翌日残る、気分が沈むというサイクルに容易に落ちていくことが、予測できます。
 タバコもそうですが、習慣性、常習性がある嗜好品については、そもそもの入口をシャットアウトしてしまえば、その物質そのものが体内から切れた時の切望感自体も湧いてこないので、最も簡単に止めることができます。
 アレン・カーの禁酒セラピーでも書いてある一説で、「クリスマスに一杯の赤ワインを楽しむお婆ちゃんと、かたや起きがけに迎え酒にはじまってぐでんぐでんになるまで飲むテッドおじさん。世界中の人たちは、この2人の間のどこかに位置する」というフレーズをよく思い出します。つまり、普段コントロールできていたとしても、その性質上、少なからずお酒で失敗する可能性を常に孕んでいるということです。
 体質的に飲めない人であれば、ほぼ問題ないと思いますが、おそらく普通にお酒が好きと言う方であれば、頷ける内容なのではないでしょうか。

 

 やはり、日々飲まないという生活がシンプルで良さそうです。幸いなことにお酒を飲まないメリットはたくさんあります。健康な体、爽快な寝起き、貯蓄、いつでもクルマを運転できる、正常な判断ができる、夜を読書や創作活動に充てられる、等々。

 

 少し慣れてきた今だからこそ、禁酒セラピー、また読んでみようかと思います。