THE・いなだいブログ 

日々考えたことをシンプルに記録していきます。

断酒日記(111日目)

 だいぶ更新が滞ってしまいましたが、なんとか大きなトラブルもなく、断酒習慣を続けてこれています。逆に、それほど苦労をしていないから更新していなかったという見方もできると思います。※大した気づきがなかったので。。

 で、今日書きたいのは機会飲酒についてです。
折に触れて、機会飲酒ならひょっとしたら可能なんではないかな、と考えるようになっていました。感染症対策の声もだいぶトーンダウンし、宴席がだいぶ増えてきた事もあるので、断るのも面倒だし、少し飲むという手段もありかなと。
 そんな最中に、ブログで発見した以下のラインが目を引きました。

「機会飲酒をしている多くの人は、酔うことが好きではない」

 まさにこれだなと。酒を好んで飲んでいた時は、酔うために飲んでいたし、その酔いを醒ましたくないがゆえに、杯を重ね、結果飲み過ぎてしまうという繰り返しだったので。

 今酒を飲みたいな、という欲求は言って見れば良いたいな、なので、結論としては機会飲酒は困難だという事です。

断酒日記(76日目)

 酒を飲まないという意志を継続していく上で励みになったこと。

 もうすぐ3ヶ月ということで、アルコールを最後に口にしてから結構な日数が経ちました。自分的にはですが。ただ、酒の味や飲んだ状態、飲んだ翌日辛かった状態の記憶がかなり薄れてきたと感じています。実際そういった状態にあると、当初喜びを感じていたアルコールを飲まないことに対するメリットが薄れていくのも事実。
 アルコールを飲まないことにメリットがあるのだということを改めて、自分に伝えるため、最近断酒系のYouTubeやブログを改めて見ています。その中で、励まされた情報がありましたので、今日はそのことについて記載したいと思います。

 アルコールを飲まないことで訪れる変化

  • 3ヶ月目:快便、快眠ができ、飲酒欲求もほぼなくなる。逆に積み上げてきたものを壊したくない欲求が出てきて、さらに加速する。※油断厳禁の時期(CM等)
  • 6ヶ月目:体調面、精神面から圧倒的な充実を感じる。毎日が楽しくて仕方がない。食生活においても、味覚が正常化することで、薄味の食事が美味しく感じられるようになり、さらに健康になる。※〆のラーメンが懐かしい。。
  • 1年目:飲みたいという欲求は皆無になる!何か新しいことに挑戦したくなる。※自由な時間が増えた、自律神経の正常化、断酒達成の自己肯定感向上による

断酒の一番のメリット「人生の可能性が広がる」!!

 これといった大きなトリガーがあったわけではなく、ふとした思いつきで始めた断酒(何かを止めるのに始めたというのも変な表現ですが)ですが、今振り返ってみると、人生に満足しておらず、何かを変えないとという焦り、間違った価値観に囚われているからいつまでも満足できないのではという猜疑心が閾値を超えた結果だったのだと思います。
 少し話はそれますが、先日NHKで見た番組で、人間の意志は自分が決定しているのではなく、脳がすでにそこに対して働きかけた結果として、最終決定する行為が「意志」なのであって、物事の選択は自分が意思決定した瞬間よりも前に、脳内で決まっているという番組を見ました。詳しくは説明を省きますが、断酒を決意したのもその説明で納得できます。
 断酒は間違いなく人生を変えてくれます。今の時点でも頭がクリアーな感じ、肌艶、浮腫がない容姿、話す時に楽に声が喉を通る感じと、あげればキリがないくらいですが、1年目にはもっと上の状態になれるのかと思うと、今からワクワクします。

 

おすすめ動画です。


www.youtube.com

断酒日記(69日目)

 Youtubeで大変参考になる動画を拝見しました。


www.youtube.com

 非常に冷えた飲み物と、炭酸飲料にも中毒性があると言うのは、大きな気付きというか、「目から鱗が落ちる」感覚を得ました。

 僕はビールが好きで、最初の一杯はビールを必ず飲んでいましたし、宴会では変に薄まって原液のアルコールに何を使っているのかわからないハイボールや、レモンサワーを飲むくらいであれば、5杯でも6杯でもビールを飲んでいたほど、ビールを好んで飲んでいました。

 ※少し余談ですが、第3のビールとか発泡酒を飲むくらい出あれば、ビール自体飲まなければ良いのにと考えるタイプでもありました。

 ここからが本題ですが、ビールの何がそれほど好きだったのかをよくよく深く考えてみると、①「飲んだ時の爽快感」+②「アルコールの薬理効果」だと言うことに、この動画を見て改めて気づいたんですね。かつもう少し深掘りしてみると、①の爽快感を感じるためには、①「空腹であること」②「喉が渇いていること」③ビールそのものが冷えていることが前提条件でした。思い返すと、空腹感を感じていなかった時のビールは大して美味しくないし、喉が渇いていない時も同様でした。また、スーパー等で売っているビールで大して冷えていない場合は、冷凍庫でわざわざ急速に冷やしたりして、風呂上がりに飲んでいました。
 結果、ビールの味自体を好んでいるのではなく、単に今挙げたような条件を満たしてくれる飲みのもの+アルコールが含まれていると言うことで、好んで飲んでいたことに気づいたと言うことです。
 ※順番的には、①の快感を得てから、その後の②のアルコールの効果を得て幸福感を感じていたんですね。
 上記の論理から、アルコールの薬理効果を望まないのであれば、ビールで得られる「飲んだ時の爽快感」は他の飲料で十分代用可能と言う結論が導き出されます。
 つまり、お酒が好きで中々やめられない人のなかで、最初の一杯は必ずビールという人は、風呂上がりにビールの代用として、炭酸水やノンアルコールビールを飲んで、まずは「飲んだ爽快感」を満たしてしまうことが大事なんですね。①と②を分離してしまうわけです。そして、その欲望を満たした後に、アルコールの薬理効果を満たすというプロセスを踏んでみる。実際やってみるとわかると思いますが、喉の爽快感が満たされた後、ビールをのみたいという欲求は相当小さくなっているはずです。

 炭酸水での断酒は色々な方が実践されている方法だと思いますが、この動画のように論理的に説明されると、なぜうまくいくのか腑に落ちる感覚になります。

 お酒をやめたいんだけど、風呂上がりのビールがやめられない、と言う人はこの方法がおすすめです。

では、今日はこの辺で。

断酒日記(65日目)

 夢を見ました。会社の上司と先輩とビールを何杯か飲んでいる夢です。

 飲んでいる最中はなんとも思っていなくて、また断酒始めれば良いかなと軽い感じで談笑しているのですが、よくよく考えて折角ここまで記録を伸ばしてきたのに、本当にもったいないことをした、なんで飲んでしまったのだろう。。と思った瞬間に目が覚めました。
 夢でよかったと言うのはこう言うことを言うのでしょうね。以前、タバコをやめていた際も同様の経験をしたことがあります。おそらく脳の中に無意識に刷り込まれている何かがあって、それが想起させるのでしょう。
 夢でよかったと思うのと同時に、飲んで断酒記録を止めてしまった疑似体験及び後悔の念を感じられらたのは、今後改めて飲まない決心を強くしてくれたと思います。

 昨夜、NHK +で「自由な意志、それは幻想なのか」と言うプログラムを見ました。単純に解説すると、普段自分達が決定している選択は、意志の結果ではなく、その前から脳がきっかけを与えており、そのきっかけに従って最終的に意思決定していると言う脳学者たちの仮説を検証するものです。非常に興味深く見ていましたが、酒についても同じことが言えるのではないでしょうか。僕は酒が飲みたいとは思っていませんが、頭のどこかではもう一度飲めたらなという願望はあります。それを押さえつけていた結果、脳が自分の意識に働きかけてきた結果が昨夜の夢なのではないでしょうか。
 もうしばらく酒を飲まない生活を続けていけば、脳細胞も含めて、酒を飲んで得た快感を覚えている細胞が入れ替わるのだと思っています。事実、喫煙願望についてはほぼゼロに近いくらいありません。全くないわけではないですが、日常ではほとんどその欲望が出てくることはありません。おそらく、相当の日数がかかった結果、喫煙で得ていた快感を体がほぼ忘れたからでしょう。
 アルコールも同等の期間は必要だと思います。まずは90日間目指して頑張ります。
(本当に今朝は焦った。。)

では、本日はこのくらいで。

断酒日記(64日目)

 断酒を開始して2ヶ月を超えました。

 飲まない生活にかなり慣れてきてはいますが、慣れてきているが故の弊害というか、ハードルを感じ始めています。
 以前は、飲んでいたことが当たり前だったので、断酒をすることによる体調の変化や、日々の小銭が減る速度が変化したこと、生産的な時間が増えることのメリットや効果を感じやすかったのですが、飲まないことが日常的になってきたことから、飲んでいた時期と言う比較対象が弱まり実感が乏しくなってきています。おそらくこれが壁期と言うものなのだと思います。
 脳が酔った際の快感を覚えているので、ふとした瞬間、特に喉が乾いた夕方等にビールが飲みたくなったりします。ただ、その渇望感も炭酸水を飲んで、夕飯を食べ始めれば途端に消えるので、そう言うものだと割り切りながら乗り切っている感じです。

 もう少し時が経てば、記憶が薄れ飲みたいという衝動も発動しなくなるのでしょうか。
 骨は半年で全て入れ替わると聞いたことがあります。細胞レベルで記憶しているのであれば、少なくとも半年はこの感じは続くのかもしれません。(何かで壁期も半年ほどで脱出できるとみた記憶があります)
 この間は、こうやって記録を記すことでアファメーションを繰り返し実施し、まずは習慣化の目安と言われている3ヶ月を目指したいと思います。

 

 今日はこの辺で。

 

断酒日記(49日目)

 もう少しで50日。振り返るとあっという間でした。

 自分として断酒最長記録更新中です。始めた当初は、確固たる決意を持って始めたと言うわけではないので続けられるかどうか懐疑的でしたが、週末を超え、2週間を超えたあたりから、徐々に自信を持てるようになり、今日まで続けて来れました。

 1番のメリットは、毎日よく眠れ、きちんと起きれると言う事でしょうか。睡眠の質が飲酒をしていた際と圧倒的に違うと感じています。起きた時に前日の疲れがきちんと回復しています。もちろん余りにも疲れた週末が明けた月曜日等、100%回復すると言うことはないですが、飲酒していた時であれば、30%程度しか回復しなかったものが、感覚的には70%ー80%の回復を実感します。

 あまり深く考えずに断酒を始めました。宴会や、旅行、何かのお祝い事はどうしようかとか、走りながら考えているところです。50日を迎えようとしている今、それらのイベントに対しては、もうお酒なしでも十分に楽しめると想像しています。
 少しくらい飲んでも良いのでは、という思いが頭をよぎることもありますが、お酒は少しの一杯が、次の一杯に繋がり、その一杯が日常的になり、元通りになると言う性質を持っています。(タバコと全く一緒ですね)つまり、自ら満足感を生み出すことができる物質だが、同時に体から抜けていくと、渇望感も生み出し、次の一杯(一本)が欲しくなると言うものです。
 アルコールをあまり飲めないと言う人は、頭が痛くなる前とかに自ら止められますが、飲んでいる最中に特に症状が出ない人は、この性質故に、ついつい飲み過ぎてしまう。
 つまり、飲まないのであれば、全く飲まない方が楽だと言う結論に至りました。

 90日間達成すると、一つの習慣になると言われています。折り返し地点ですので、引き続き、90日を目指していこうと思います。

 

断酒日記(46日目)

 アルコールを食事時に飲まないという生活が普通になってきました

 すでに断酒を始めてから、1ヶ月半が経とうとしています。今の心境としては、お酒が生活になくても大きな支障はありません。普段家での食事の際の飲酒欲求についてもほぼ感じることはないので、ストレスを感じる事もありません。
 一方でこの期間に友人、同僚、プライベートな繋がりでの宴会がありませんでした。よって次のハードルとしては、その機会をどう乗り越えるかだと思っています。
 まず、自分自身の率直な認識として、他人が飲んでいる場面に同席していた場合、飲酒欲求を抑えられないかと言ったら、その恐れはありません。と言うのも私の妻は週末、平日に関わらず、晩酌としてワインを1杯程度飲んでいますが、それを見ても特に影響されることがないからです。妻も特段、私にお酒を進めてくることはないので、食事時に妻は飲む、私は飲まない、その状態が通常になっています。
 一方で、人が勧めて来る場合はどうでしょうか。例えば宴席の一杯目の乾杯のような場合です。おそらく大人数なら、なんとなく濁せるような感じがしますが、2−3人の仲間内だと、少し話が面倒なことになりそうです。何でも聞ける立場であればあるほど、何で飲まなくなったのかを聞きたくなってくると思います。
 ここを説明するのを面倒に感じ、今日くらいいいか、と思うか否かが、今後断酒を継続するキーポイントだと思っています。

 ※おそらく、「一杯位ま、いっか」の頻度が段々と多くなり、そのうちなし崩し的に習慣的に飲むようになるのが、想像できるので。。依存性の高い嗜好品ってそう言うものですよね。思考法としては、「我慢しているのではなく、摂取しなくて良くなったことを楽しむ」が大事です。  

 よって、仲間に健康上の心配等、不要な気遣いはさせたくないのですが、きちんと飲めない意思表示はするべきかと考えています。

 どのように酒を断ることが有効なのか少し考えてみたいと思います。

 

  1. 正直に断酒中である事を伝えて、断酒のメリット、飲酒のデメリットを滔々と説く
    ちょっと反感をもらう可能性高いですよね。一緒にいる相手は、お酒を楽しんで飲んでいるにも関わらず、やめるメリット飲みならずデメリットまで説明されたら気分が悪くなると思います。人は望んでもいないアドバイスってあまり聞きたくないんですよね。それ以上に、皆自分は正しい、きちんと判断しているという自負があるので、聞きたくないアドバイスは自分の価値観を否定されているようで、喧嘩の種になり得る可能性すらあります。
  2. 体調が悪く、薬を服用しているため飲めないと言う
    一見有効ですが、嘘をついている上に、その嘘事態が表面的なものだと、突っ込まれた際にボロがでますし、あまり練り込んだものだと、今後その嘘を継続的につき続けないといけないという厄介なことになります。例えば、数ヶ月後には治ってないといけないのに、まだ継続していたらよっぽど悪いのかとか、時間軸でも考えないといけなくなります。総じて面倒。
  3. 今日は帰ってからクルマの運転があるため、飲めないと言う
    この辺だと無難かなとは思いますが、そもそも帰ってからクルマ運転するような日に飲み会をしていていいのかという感覚論で「変」だな、と思います。引っ越しを手伝うとか不自然だし、小さい子供をどこかに運ぶのも、そんな夜中に。。?ってなりますよね。
  4. やはり正直にいう。その上で、飲んでいる人の否定にならないよう最大限に気を使い、自身もその場を楽しんでいることを表現する
    現時点では、これが最適なソリューションですかね。もういい大人なので、飲まないと言ったらその価値観を尊重してくれる仲間だと思いますし、逆にそれができない相手であれば無理して付き合っていく必要はないと判断する年齢なのかもしれません。

 ただ、割り勘負けはするのだろうなあ。今まで飲んでいなかった人たちの気持ちがわかってきたこの頃です。

 

 では今日はここまで。

Have a good one!