THE・いなだいブログ 

日々考えたことをシンプルに記録していきます。

断酒日記(69日目)

 Youtubeで大変参考になる動画を拝見しました。


www.youtube.com

 非常に冷えた飲み物と、炭酸飲料にも中毒性があると言うのは、大きな気付きというか、「目から鱗が落ちる」感覚を得ました。

 僕はビールが好きで、最初の一杯はビールを必ず飲んでいましたし、宴会では変に薄まって原液のアルコールに何を使っているのかわからないハイボールや、レモンサワーを飲むくらいであれば、5杯でも6杯でもビールを飲んでいたほど、ビールを好んで飲んでいました。

 ※少し余談ですが、第3のビールとか発泡酒を飲むくらい出あれば、ビール自体飲まなければ良いのにと考えるタイプでもありました。

 ここからが本題ですが、ビールの何がそれほど好きだったのかをよくよく深く考えてみると、①「飲んだ時の爽快感」+②「アルコールの薬理効果」だと言うことに、この動画を見て改めて気づいたんですね。かつもう少し深掘りしてみると、①の爽快感を感じるためには、①「空腹であること」②「喉が渇いていること」③ビールそのものが冷えていることが前提条件でした。思い返すと、空腹感を感じていなかった時のビールは大して美味しくないし、喉が渇いていない時も同様でした。また、スーパー等で売っているビールで大して冷えていない場合は、冷凍庫でわざわざ急速に冷やしたりして、風呂上がりに飲んでいました。
 結果、ビールの味自体を好んでいるのではなく、単に今挙げたような条件を満たしてくれる飲みのもの+アルコールが含まれていると言うことで、好んで飲んでいたことに気づいたと言うことです。
 ※順番的には、①の快感を得てから、その後の②のアルコールの効果を得て幸福感を感じていたんですね。
 上記の論理から、アルコールの薬理効果を望まないのであれば、ビールで得られる「飲んだ時の爽快感」は他の飲料で十分代用可能と言う結論が導き出されます。
 つまり、お酒が好きで中々やめられない人のなかで、最初の一杯は必ずビールという人は、風呂上がりにビールの代用として、炭酸水やノンアルコールビールを飲んで、まずは「飲んだ爽快感」を満たしてしまうことが大事なんですね。①と②を分離してしまうわけです。そして、その欲望を満たした後に、アルコールの薬理効果を満たすというプロセスを踏んでみる。実際やってみるとわかると思いますが、喉の爽快感が満たされた後、ビールをのみたいという欲求は相当小さくなっているはずです。

 炭酸水での断酒は色々な方が実践されている方法だと思いますが、この動画のように論理的に説明されると、なぜうまくいくのか腑に落ちる感覚になります。

 お酒をやめたいんだけど、風呂上がりのビールがやめられない、と言う人はこの方法がおすすめです。

では、今日はこの辺で。