THE・いなだいブログ 

日々考えたことをシンプルに記録していきます。

断酒日記(36日目)

 記憶がある限りの最長記録です

 ふとした思いつきで、飲酒から離れて1ヶ月強が経ちました。人生最長というには、ちょっと大袈裟ですが、習慣的な飲酒を始めてから最も長い期間、アルコールから離れたことになります。(そういえば、いつから習慣的な晩酌をするようになったのだろう。。社会人になりたての頃は毎日飲むという習慣はなかった記憶がある)

 このままどこまで記録を伸ばせるか興味があるのですが、今後継続する上で障害というか、ハードルというか、気づいた事があるので今日はそれを書こうかと思います。

 飲まない事のメリットが感じられなくなる

 これはどういうことかというと、飲まない状態が普通、普段の状態になるので、比較対象がなくなり、喜びを感じにくくなるということです。つまり適応した状態になってきたということですね。人は当たり前の状態になると、その状態に感謝をしなくなるもので、大きな病気を患った際に回復した直後は感謝するが、月日と共にその気持ちが薄れてきて、また不摂生をしてしまうという習性ですね。飲酒をやめたことから来るメリット、恩恵を最大限に受けられる期間をハネムーン期というらしいですが、ハネムーンが終わった後のパートナーとの生活を想像すれば割とわかりやすいのかなと思います。

 今まで幸いなことに在宅ワーク中心で、会社関連の宴会もほぼ行われていませんでした。また、またプライベートでお付き合いしている方々も大人の方が多く、蔓延防止条例下で、無理に宴会を開催するということをせず、社交的な付き合いでのアルコールの場というのにこの1ヶ月は無縁でした。
 たとえ宴席があったとしても、ハネムーン期であれば、乗り越えられただろうと想像していますが、今の飲まないメリットが薄れてきた状態においては、酒の場で飲まない説明をするのも面倒ということで、少し自信がない自分がいます。(ここがタバコと違うところで、普段飲んでいた人が飲まないと、たいてい人はその理由を知りたがるんですよね。。)

 ここで飲んでしまうと、飲む場面、飲まない場面と取捨選択をするようになり、そのうち、飲酒頻度も上がってきて、習慣的な飲酒に戻ることは容易に想像できます。なぜなら、アルコールは依存性の高い飲み物で、かつ脳内に幸福感を与えてくれる物質だからです。これはタバコも全く同じで、ギャンブルも同じような仕組みなのだと思います。

 そういった状態を防ぐためにも、定期的に自分の考えをアウトプットしていくことが必要だと感じています。

 別に酒をやめているからって偉い訳でもなんでもなんでもないんですが、Twitterやブログで飲酒の弊害を記載している方が多くいるのは、そういった理由からなんだろうなと想像しています。かつ、こういった葛藤を抱え込みながら、乗り越えている自分に対して自信が出てくることで、言葉遣いも少し変わってくるのでしょうか。

 あくまで、お酒は趣味嗜好の範囲内で楽しめる合法的な飲料です。飲む人、飲まない人がお互いを尊重し、両者が住み良い社会になっていければ良いですね。

 以上、今日はここまでにします。